熊谷寺からワチニンコ!!

 昔、わしが幼稚園児だったときに一年間我が家に居候していた兄ちゃんがいた。親父のいとこである彼に手を引かれ、わしは幼稚園に通っていたのだった。
 あれから15年の月日がたち、幼稚園児だったわしも大学生になった。今回はその大学合格の挨拶がてら遊びにいった。
 子供もできて、彼の子供がちょうど幼稚園児であった。元気有り余る子供の相手をしてて、よれよれになる。子供が苦手なわしにはキツイ。改めて、かつて自閉症の気があったわしと生まれたばかりの妹を世話していた兄ちゃんに尊敬である。
 夕飯は焼肉屋に連れて行かれる。BSE問題のせいで牛タン塩80g1700円なのは納得するとしても、豚カルビ500円一人分4枚って・・・。これだから埼玉はだめだ。
 その後は、夜遅くまで野球や音楽、女の話題で語り合う。やっぱ地黒の人間は髪の毛を染めても下品なだけだということ。地黒に許される道はパーマか、ボーズだけだよね。尾方って出っ歯で目が大きくて背が小さいので子供みたいで銅メダル持ってる姿が微笑ましいということ。
 夜中4時近くまで語らっていたのに、翌朝7時半にはおきて、子供達と一緒にマジレンジャーを見ている兄ちゃん。やべぇ、この人は不死身だ。
 昼ごろから、わしのサイズにあう靴が売っていると前から聞かされていた靴屋に行く。足のサイズが29cmもあるとなかなか売ってなくて親戚の間で話題となってしまう。
 29cmまでホントはおいてあったのだろうが、みんな在庫切れになってた。需要が少ないから補充しないんだろうな。残念。
 そんなわけでそのあと熊谷の隠れ名物というふらいを食べる。お好み焼きみたいな見た目の食べ物。婆さんがすきそうな食感だった。粉物っぽい。
 そんなわけで、子供の相手をしながらの熊谷観光を楽しんできた。お盆時で忙しいというのにたずねて本当に申し訳ない。
 とりあえず、最近の子供の間での流行はムシキングらしいっていうのはよく分かった。