Emergency on Planet Earth/Jamiroquai

 今まで、ジャズというかブラスやフュージョンが好きだったせいもあってか、アシッドジャズってのはウェザーレポートくらいであまり聞かなかった。ジャミロクワイってJKのソログループだと思っていたし、ジャムとイロコイ族という名前の由来も知らなかった。変な名前だと思っていた千葉千葉!!
 しかし、昨夜、ニコニコ動画で作業の友となるBGMを漁っていたところ、ジャミロクワイのVirtual Insanityにコメントで
ジャミロクワイって微妙じゃね?」
「馬鹿言え。1stは神」
というコメントがあったので、早速聞いてみることにしたスペースカウボーイ!!

ジャミロクワイ

ジャミロクワイ

 いやね。これは初めて流しで聞いたときは地味な印象であった。ジャミロクワイってVirtual InsanityやCanned Heatみたいなポップスといってもいいようなキャッチーな印象があったので、これはとても意外であった。
 しかし、これは逆にどれも高い水準を保っており、作業をしながら聞くCDとしては最適の一枚である。俗に言うキラーチューンと呼ばれる曲には飽きが来る。数回連続して聞いて、それっきりになる音楽ファイルがどれだけあることか。
 それを思えば、なんとなく音楽が欲しいとき、手元に集中するために煩わされない音楽としてオススメの一枚である。

 しかし、やっぱ1stを持ち上げるのは懐古主義なだけかもしれない。わしもアジカンは君繋ぎファイブエム、レミオロメン朝顔、ether。というような人間やし。いや、レミオロメンに関しては小林武史がプロデュースする前後で好き嫌いが逆転したが…。