少女ファイト3巻/日本橋ヨヲコ

少女ファイト(3) (KCデラックス)

少女ファイト(3) (KCデラックス)

 個人的に登場人物の中では突っ張ってて男らしい延友さんが好き。なんというか3巻表紙はナオ、もしくはシゲルだと思っていたので本屋でちょっと不意打ちだった。
 というのはおいといて、練の小学校時代のチームメイトである南が登場し練、ミチル、隆子らの小学校時代へと。なんというかやっぱ女性作者が書くスポーツ漫画なんだなと再認識することに。
 しかし、青春スポーツとアスリートの生き方というようなテーマを感じさせるこの漫画だが、その合成の結果か練の設定が
小学校 天才バレー少女
中学校 仲間に裏切られたことから大スランプに
高校  バレーボールと向き合い始める
ということになっているのに対して、この友人の裏切りの裏にミチルと隆子の関係が出てきた結果、ミチルの小学校・中学校は
小学校 隆子に弱みを握られ付き合うことに(童貞卒業)
中学校 隆子が海外へ。不登校で遊び歩くように。(女性関係は何度か。しかし、隆子とのことが悪夢となりインポテンツ)
高校  隆子帰国。隆子から逃げるため学と付き合うことに。
 俺が性への目覚めとか起こす前に、すでにこいつはすることはすましているという事に驚愕が隠せず、読んでて上のベスメント・ジャックスのPVじゃないが、コサックダンスで100mくらい走りたい心境にさせられた。
 というか、女性漫画家のスポーツ漫画といっておきながら、こんなデリカシーの無いことを書いていいのだろうかとも思ったが、ミチルの好きな曲はマキシマム・ザ・ホルモンのロッキンポ殺しって作者が読者の質問に答えてたし、いいかなと思ってる。