葛藤

 持込可で、わざわざ下書きを持ち込んで教条でレポートを書く意味が分からない。右手首が攣って、心の中で「つらいからもうここで諦めてしまおうか」「いいえ、さかもと君はやれば出来る人間でしょ!?がんばって!!」「いや、こんなところで腕を攣っている暇があったら、もっと有意義なことに時間を使ったほうがいいぞ。レポート途中だけど退室しちまえ」と頭の中で天使と悪魔がくんずほぐれつ大乱闘の末に、気合でしのぎきったわけです。
 まぁ腕攣ったロスタイムのせいで、下書きを大幅カットしなければ間に合わなかったので、文字数がぜんぜん足りてないという事態ではあるが、これで単位来なかったら、そのときはそのときでアッラーフの導きが無かったということと思って諦めよう。