相談

 ヨシアキちゃんに『大学生になったというのに夏休みに華やかさが足りないので、これからは男に会ったら「女友達を紹介して」、女にあったら「付き合ってください」か「今度友達紹介してよ」って言うことにしようと思う』とメールをしたら、『見た目がアレなお前から誠実さを取ったら何が残るんだ?やめとけ』とのありがたい言葉をもらう。確かに、これじゃタダの変態だ。
 でもね、僕、思うんですよ。
 誠実さなんて、世のモテナイモテナイ言ってる男たちのほとんどが持っているもんだと思うんですよ。誠実、なんて薄っぺらいですよ。僕の誠実さは電車男には勝てませんよ。
 人気者になるには何か武器が必要だと思う。野球の投手で言えば誠実さなんて、フォームがきれいってだけでしかないことだと思うのよ。野茂英雄みたいにフォームが型破りでも、いいピッチャーはいっぱいいるのよ。
 何か絶妙なストライクゾーンギリギリを付くコントロール、豪速球、クセ球、変化球。そういうものが無いと、ピッチャーはいいピッチングが出来ないわけだ。
 とりあえず、わしはロートルで身体的限界を迎えながらも、魔球シェイクで打者を食った投球をする小宮山みたいな投手になりたい。たとえ、味方の援護が無くて負けたとしても、自分の夢を追ってメジャーに行ったがために、アメリカの球界からも日本の球界からも弾かれようとも自主トレを重ね球界復帰を果たした男。小宮山悟のようになろうと思うのです。

 で?投手に喩えるなら小宮山だ、っていうモテ方ってどういう物なんでしょうね?(ぁ