コミックバトゥン - おお　さかもと！　しんでしまうとは　なさけない…。

id:firstheaven:20050829から贈り物をいただいたので答えてみようと思う。
　常々、漫画は２０世紀の生んだ新しい文学の形態だとのたまってるわしがどんな薄っぺらか見よっ!!

　ぴったり３５冊。あんまり本は読み終わるとよほど気に入らない限りはすぐに売る性質。一時期、漫画はエロくなきゃ買わねぇって叫んで河原を走っていた時期もあったので、その頃の遺産、というか本棚におきにくく、処分に困ってるものも含む。

　とりあえず、本棚でキープしてるものは「リアル」「蟲師」。「ワンピース」は妹に借りて読んでる。「もやしもん」は続巻が出たら買うつもり。

　「日本一の男の魂」。喜国雅彦を買い始める自分にだんだんハードＭへの脅威を覚える。

　古典で言えば手塚治虫。彼の漫画は数多くあれど、これは特にお気に入り。歴史という運命の中で殺し合いをしなければならなくなった親友。運命と歴史の中での群像たちの動きがすごい。

　ますむらひろしは絵は上手くない。動物が多いのも人間の顔の書き分けができないからではないかと思わせられる。しかし、彼の描く物語や風景の不思議な世界観は読む者の胸を打つ。イーハトーヴを宮沢賢治から受け継いだ人物と言えようか。

　少女漫画であるがかなり面白い。ギャグや薀蓄にあふれてて、かなり楽しめる。キャラクターのぶっとびかたもいい。なんだかんだと小学校の頃から読んでる漫画だ。

　小学生のときにコレを読んで以来、わしは薀蓄マニアになった。作者はトリビアの泉の父親ともいえる唐沢俊一の弟。兄に負けじと劣らずで映画、怪獣とレトロなオタク知識がすごい。

　小学生のときに大好きだった。この手のギャグセンスがわしに大きく影響を与えている。このあと作者は絵が上手くなったのか画風がぜんぜん違う漫画を描き始めるが、やっぱ最初の頃のやる気のない絵がいい。

　やだ。まわさない。ほしかったらわしの足にすがり付いて「コミックバトンをください。サカモト様ぁ」って言えば考えてみないこともないぞ。