「わたしが訓練教官のハートマン先任軍曹である
話しかけられたとき以外は口を開くな
口でクソたれる前と後に“サー”と言え
分かったか、ウジ虫ども! 」

「Sir,Yes Sir」

「ふざけるな! 大声だせ! タマ落としたか! 」

「Sir,Yes Sir!」

「貴様ら雌豚どもが俺の訓練に生き残れたら―――
各人が兵器(豆)となる 戦争(節分)に祈りを捧げる死の司祭だ
その日まではウジ虫だ! 地球上で最下等の生命体だ
貴様らは人間ではない
両生動物のクソをかき集めた値打ちしかない!
貴様らは厳しい俺を嫌う
だが憎めば、それだけ学ぶ
俺は厳しいが公平だ 人種差別は許さん
黒豚、ユダ豚、イタ豚を、俺は見下さん
すべて―――平等に価値がない!
俺の使命は役立たずを刈り取ることだ
愛する豆まき隊の害虫を!
分かったか、ウジ虫!」

「Sir,Yes Sir」

「ふざけるな! 大声だせ!」

「Sir,Yes Sir」(この鬼軍曹!)

「誰だ! どのクソだ!
アカの手先のおフェラ豚め!
ぶっ殺されたいか!?」

「・・・」

「…答え無し?
魔法使いのババアか!
上出来だ、頭が死ぬほどファックするまでシゴいてやる!
ケツの穴でミルクを飲むようになるまでシゴき倒す!」

「自分であります、サー!」

「そっちのクソか…

本日をもって貴様らはウジ虫を卒業する
本日から貴様らは豆まき隊員である
兄弟の絆に結ばれる
貴様らのくたばるその日まで
どこにいようと豆まき隊員は貴様らの兄弟だ
多くは節分へ向かう
ある者は二度と戻らない
だが肝に銘じておけ
鬼は外
鬼は外のために我々は存在する
だが豆まきは永遠である
つまり―――貴様らも永遠である!」

「Sir,Yes Sir!」