アンデルセンの帽子

 とてつもない憂鬱で何もする気がおきず、一日中寝ていた。夕方起きだして、バイト探しをしようかと履歴書を書き始める。
 履歴書用の写真を探そうかと部屋を抜け出るとアンデルセンの帽子というお菓子を母親が貪っているのを目撃。
 どうみても、ソンブレロの形にしか見えなかった。サパタの帽子…絶対甘味じゃないと思った。