アルゼンチン 6-0 セルビア・モンテネグロ

 家に帰るとちょうど試合が始まっていたので、親父と一緒に居間で夕飯を食べながら観戦。マラドーナのための大会と呼ばれた1986年メキシコ大会の年がわしの生まれなだけに親父は何かとマラドーナについて語る語る。
「あのプレーを見れなかったのは、人生の半分を損してるな」
 生まれた地点で人生の半分を無駄にしててゴメンナサイ。

 わしの選ぶベスト右サイドバックのガブランチッチの活躍を期待していたのだが、開始から防戦一方の展開。そもそも、ガブランチッチは予選では守っていた右サイドではなくセンターバックでの起用なので前に出て来れず。
 スコアレスな展開が予想されたが、それを破るようにアルゼンチンのゴールラッシュ。堅守からカウンターが攻撃パターンのセルビアモンテネグロに対してアルゼンチンの素早い中盤の詰めで前線にボールを渡せない。

 一方で、クレスポサビオラがDFをかき乱し、二列目からロドリゲスが打ち込む。というアルゼンチンの攻勢。後半になってもその形勢は変わらない。後半はテベス・メッシというマラドーナの後継者たちが登場。見事な攻撃。成す術も無く料理されるセルビアモンテネグロ
 アルゼンチンがすばらしすぎた。ヨーロッパ予選で一失点しかしなかったセルビアモンテネグロから6得点というこれ以上とないアピールを見せ、グループリーグ突破。