ラウンジにいて、妙に苛々した日だった。そろそろ孤独が欲しいのかもしれない。

 寝てて、冷凍にしたバナナで人間を殴り殺す話を思いつき、飛び起きたが冷静に考えると使い古されたネタであると気づき萎える。そもそも、冷凍バナナじゃ軽すぎて、釘を打てるくらいカチンコチンにしても、人間の頭蓋骨をめりこませることは不可能だ。
 警察が死体を発見する頃には凶器は皮だけになっていて、死体を発見した警官がバナナを踏んですべってころんだらシュールだなと思ったのだがなぁ。
 メロンかスイカならカチンコチンに凍らせればころすことも不可能じゃないかもしれないが、バナナと違って食べ終わったあとが目立ちすぎる。冷凍肉は使い古された手なので、どうしたものやらと思って一日を過ごす。

 試験期間大丈夫かよ。ちなみに、初回と二回目しか出てない授業の試験は「あー、ノート貸せればよかったんだけどねー、私ラウンジ来ないからなー」という言葉をいただいたので、無勉強で玉砕する覚悟であります。
 困ったら「アッラーのほかに神は無し アッラーアッラーアッラー」と唱えて試験時間を潰せたらいいなぁと思います。それこそ、正しい宗教学の試験風景。