Eintracht Frankfurt 1-3 FC Energie Cottbus

 なんだろうなー。相手のサッカーが堅実だったのに対して、いい加減なボール運びをしてしまったってところだろうか。
 SGEのシステムは4-3-1-2
GK ニコロフ
DF オクス ヴァソスキ ルス シュピヒャー
MF フィンク プロイス シュトライト マイヤー
FW 高原 ヘラー
という状態。高原はウィングとか自由にプレイできるところが得意だってのに2トップの相方はヘラー。おそらく真ん中でのプレーを求められることになるんだろうなぁ。
 ヘラーは攻撃力はある選手だと思うし、ボールを持ってからドドドーッって敵陣に切り込んでいくスピードは見てて気分が良い。
 だけど、フランクフルトの得点力ってのはそういうところじゃないんだよ。それはあくまでもオプションなんだよ。高原が絶好調だから、みんな勘違いしてるよ。フランクフルトの魅力はあくまでもフィジカルだって!コーナーキックからの得点はリーガトップ!後半戦はあまりそこらへんが生きてないのも事実。キルギアコスは前節レッド貰ってるから出られないし。ハイボールの競り合いで周りの選手をふっとばし、そこらへんに転がっている選手を見下ろす。エーゲ海名物フィジカルサッカーの申し子が見られないのが残念でならない。
 
 試合展開としては得点力はそこそこあるが、試合を守りきれないチームvs終盤まで粘り、相手が疲れたところを攻めるチームの試合。今まで出ている数字そのままである。
 前半中に相手のゴールを割れなかったのは痛かった。割っていれば、前半戦のアウェーでの試合のように上手く言ったのかもしれない。
 ついでにけが人が続出したのも痛い。相手の選手としてはキオヨがそのいかつい身体に似合わぬ堅実なプレーが多かったのがまた厄介だった。あとはスケラがいいところに毎回居るんだ。完全な惨敗。なんというか完膚無きまで叩きのめされた感じ。
 優勝争い中のブレーメンと0-0の試合をするチームとダントツ最下位のボルシア・メンヒェングラートバッハと1-1の試合をするチームだな。まさに。焦らんとヤバイよ。これは。バイヤンに買ったからって調子に乗ってたわ。
 時節はアルミニア・ビーレフェルトとの降格争い直接対決。シーズン前半ホームで0-3で負けたリベンジだ。ビーレフェルトの町を阿鼻叫喚させろ!




そういや、ヘルタBSCが監督解任らしいね。たしかに最近ふがいない試合続きだったし。おそらく、フランクフルトとぶち当たるときには両チームとも降格が現実味を帯びているかもしれないので、このまま混乱が続いてくれればいいとおもうのだが…。