HJ D&D・ウォーハンマーコンベンション

 というわけで、行ってまいりました。前回に引き続き私はウォーハンマーの上級者というほうで参加。
 さすがD&Dと共同ということもあり人が多い。d20モダンもやっている。ウォーハンマーは本格卓2卓、初心者卓2卓のようす。前回のHJコンでも一緒になった人と今回も同卓に、GM曰く「ウォーハンマーの公式イベントは参加者の数は少なくても参加率は高いし。同じような顔ぶれが良く集まる」とのこと。
 というわけで3人のパーティでの冒険と相成ったわけだが、GM「いやぁ、最初7人て聞いていたから、ちょっと強めに組んできちゃったよ。全滅OKって言ってたしまぁいいかな」って、オイオイ。身内ではクトゥルフをやると言ったが、さすがにウォーハンマーで当初から死ぬ気ではかかれないて!
 わしのキャラはオットマー・フットレル。人間の遺跡荒らし。戦闘には優秀な斥候騎乗兵との二択ではあったが、なんというか胡散臭いキャラがやりたかったため、完全にネタキャラ化を目指す。強運により危険あふれる遺跡にもぐっても無傷という奇跡の男。アベルランドの寒村で暮らしていたが、謎の老婆に「人生で最大のラッキーがやってくる」というお告げを受け、冒険家を志す。というキャラクター。
 ハーフリングの扇動者にして、自称ブレトニア貴族、第六感の持ち主、ド=ガバチョ。また、パーティの支え役、戦闘は任せた、エルフの傭兵、ラバンディル。という凸凹3人組のパーティを組み、何度か遺跡探検を成功させ、そこそこ稼ぎを得ている。
 今回の仕事は自分の教区に混沌の軍勢が攻め込んできた上級神官ダッタルドルス師より「混沌に滅ぼされたと聞いた村なのに、村人は元気でいる。これはやつらが混沌に寝返ったからに違いない。調査、あわよくば皆殺しにしてこい」という話。ダッタルドルス自身、混沌が自分の教区の村を襲っているのに、何も救援もよこさなかった悪徳神官なのだが、大神官補佐官への昇進を争う中、自分の教区に混沌の村があるというスキャンダルは困る。という教団内の腐敗が現れまくりな依頼。
 扇動者ド・ガバチョとその付き人二名によるデモ行進、村での生活を経て、混沌の軍団によって滅ぼされた村民たちを支持者へと引き入れることに。
 ダッタルドルス自身は副官が混沌に寝返ったこともあり、完全に教団内での力を失うも彼に成り代わって力をつけた政敵の弱みを事件の中で握った我々は、これをネタに政敵をゆすり、シグマー教団という権力を得ようとするのだった。

 なかなかハーフリングの扇動者がキレてて楽しいシナリオとなり、変な方向へ走り気味のパーティをエルフの傭兵がまとめてくれる(「エルフ袋に激痛が!!」「大丈夫か!!?ラバンディル!!」「申し訳ありません、このエルフめはエルフ袋に持病をもっておりまして、すこしご退席を願いたい」という一連の流れから作戦タイムにはいるのはお約束)と、おちゃらけながらも要所は押さえ、実にウォーハンマーらしいシナリオに。

 しかし、しばらく遊んでないとだいぶルールを失念している。上級者卓だったのにルールを思い出しながらプレイしていたのはすこし恥ずかしいところ。次回も参加できればもうすこし勉強しておきたいところ。