ギャンブル・コン・ファイト/アーテイン
- 出版社/メーカー: アーテイン
- 発売日: 2006/02/23
- メディア: Video Game
- 購入: 1人 クリック: 6回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
- キャラクター作成
- ベッドセレクト
- オッズとステータスを見て、ベッドする金額とベッドを締め切るタイミングを10秒単位で決める。
- 別に相手にかけて、わざと負けてもOK。
- ファイト!
- ボクシングゲームの操作の要領で殴り合い。
- ベッドタイムが締め切られるまで、オッズは変動するので、それに気をつけて手加減したりする。
- わざと大げさに痛がったり、見た目ばかりのパンチを打ったりして、観客に自分がイカサマをしてるのをばれないよう繕う
- K.O!
- ファイナルオッズに基づく配当金が支払われる。
- 不自然な負け方をしたりしてイカサマがばれると、怒った観客にペイアウトを奪われた挙句、ボコボコに殴られる
- オフ
- 次のファイトに備えて休息をとったり、怪我をしたら病院に行ったり、トレーニングをしたりしてすごす
- ファイトマネーや賭けで儲けた金でファッションをそろえることもできる
基本、これだけ。ファイトマネーは雀の涙ほどしかもらえないので、自分のファイトに金かけないと稼ぐことは不可能。そして、強いということよりも金をいかにして稼ぐか?が肝のゲームなので、負けてもゲームオーバーということはない。
操作もマイク・タイソン・パンチ・アウト(ファミコンソフトだが知っている人はいるだろうか)から続く従来の主人公の後方カメラのボクシングゲームスタイル。十字キーで避け、□・△が左右上段、×・○が左右下段攻撃。□と×同時押しで投げ技。△と○同時押しで必殺技という単純なもの。
一分前後で勝負がつくので大変さくさく楽しめる。コンボの組み合わせもいじれるし、キャラが成長するにつれて色々と新しい技が入るので、それをどんどんコンボに組み込んでいくのも楽しい。
あとはただ単純に勝敗を決めるというよりも、大逆転勝利や、押していた側が突然負けたりする劇的な演出をすることでイカサマで稼ぐというシステムが格闘ゲームにショースポーツ的要素を取り込み、ただ強ければいいという従来の格闘ゲームと一線を画すのも良い。
ただ単純すぎるという点が弱点だが、それでもPSPを持ち歩いて遊ぶには最適。
ちょっと気になったのはストーリーモードのチュートリアルで刑務所入りしていた主人公を見出してギャンブルファイトの世界へと導く女レイナが英語で喋っていても分かるくらい大根であること。チュートリアルの最後、彼女は欲を出しすぎたばかりに命を落とすのだが、断末魔の声が「うわぁ〜」という間の抜けた声で、アンダーグラウンドな雰囲気をぶっ壊してくれてて、これはこれで良い。