ラーメンズ第16回公演「TEXT」
 ラーメンズは単純な「笑い」から、「前衛性」と「巧さ」に走ってしまったように思った。コントと喜劇との中間に位置するものになってしまったせいかいまいち、笑うというより前衛芸術を見たようなカタルシスを感じるという印象で、「ああ、もう素直に笑えるラーメンズは見られないのかな」という寂しさがこみ上げてきた。