かわいい女の子になるために

 グレイブディッガーを読み終わったことをサークル内で話していると、Jの字先輩から「じゃあ、サカモト君はコレを読むといいよ。小説を書くときに女の子の心理描写に役立つから」との言葉。なんて、わしは先輩に恵まれているんだろう。
 コバルトのカバー。ふと見れば「女の子の愛と性の相談室〜かわいい女の子になるために」(うろ覚え)。産婦人科かどっかの医者の先生がティーンの女の子の愛と性に関する相談に答えるQ&A方式の本であった。
 その答えるべき医者がほかの相談者を蔑むように「バカ娘」などの言葉を平気で吐いていたり、ONARAという、下品さを隠したかったのか無意味にローマ字表記な単語など見所あふれる本であった。
 ちなみに調べたら、この医学博士。Sexのハウツー本においては日本で第一人者であった有名な博士だったようだ(故人)。どんな内容であれ、相談者は本気で悩んで悩んで、悩んだ末にこの先生に相談しているわけだし、馬鹿にして笑ってられる本でもないかもしれない。
 まぁ、普通に溜まり場に忘れてきちゃったけどね。もうだめだぁ